【日本インタビュ新聞社20130802】
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0802&f=business_0802_019.shtml
漬物最大手のピックルスコーポレーション <2925> (JQS)の株価は7月中旬の年初来高値圏から反落して足元は上げ一服の形だが、好業績を評価して上値追いの展開が期待されるだろう。キムチ製品、あさづけ、惣菜などの漬物製品メーカーで、主力の「ご飯がススムキムチ」などのブランド力が向上している。さらに独自研究の植物性乳酸菌ピーネ12を使用した「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」など、新製品の開発・投入も積極化している。広島工場が稼働して中国・四国地方での拡販を進めるとともに、コスト面では契約栽培拡大による原料野菜の安定調達を推進する方針だ。
■今2月期は2ケタ増益、主力のキムチ好調
今期(14年2月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.6%増の251億80百万円、営業利益が同11.2%増の10億18百万円、経常利益が同10.7%増の10億79百万円、純利益が同9.1%増の6億23百万円としている。7月3日に発表した第1四半期(3月~5月)の連結業績は前年同期比4.7%増収、同2.5倍営業増益、同2.7倍経常増益、同3.3倍最終増益と好調だった。営業活動・販促活動強化の効果などで「ご飯がススムキムチ」など、主力のキムチ製品や惣菜製品の販売が好調であり、新製品「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」などの投入も寄与した。前年同期に野菜価格が高騰した影響一巡も寄与した。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が25.8%、営業利益が43.2%、経常利益が46.1%、純利益が48.2%と高水準であり、通期増額の可能性が高いだろう。株価の動きを見ると、7月3日発表の第1四半期業績を好感して動意付き、7月10日と11日には年初来高値となる839円まで上伸した。その後は急騰の反動や地合悪化の影響などで反落し、足元は700円台前半でモミ合う形のようだ。8月1日の終値708円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS97円43銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1058円84銭で算出)は0.7倍近辺である。依然として低PER、低PBRであり割安感は強い。日足チャート見ると25日移動平均線が接近して再動意のタイミングであり、短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待されるだろう。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
■今2月期は2ケタ増益、主力のキムチ好調
今期(14年2月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.6%増の251億80百万円、営業利益が同11.2%増の10億18百万円、経常利益が同10.7%増の10億79百万円、純利益が同9.1%増の6億23百万円としている。7月3日に発表した第1四半期(3月~5月)の連結業績は前年同期比4.7%増収、同2.5倍営業増益、同2.7倍経常増益、同3.3倍最終増益と好調だった。営業活動・販促活動強化の効果などで「ご飯がススムキムチ」など、主力のキムチ製品や惣菜製品の販売が好調であり、新製品「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」などの投入も寄与した。前年同期に野菜価格が高騰した影響一巡も寄与した。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が25.8%、営業利益が43.2%、経常利益が46.1%、純利益が48.2%と高水準であり、通期増額の可能性が高いだろう。株価の動きを見ると、7月3日発表の第1四半期業績を好感して動意付き、7月10日と11日には年初来高値となる839円まで上伸した。その後は急騰の反動や地合悪化の影響などで反落し、足元は700円台前半でモミ合う形のようだ。8月1日の終値708円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS97円43銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1058円84銭で算出)は0.7倍近辺である。依然として低PER、低PBRであり割安感は強い。日足チャート見ると25日移動平均線が接近して再動意のタイミングであり、短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待されるだろう。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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