2012/04/25

春きゃべつでザワークラウト風浅漬け

今回は柔らかい春白菜で
ザワークラウト風浅漬けを作ってみました。
食塩の量での出来上がり(5日目)の違いを比較。


【材料】きゃべつ(1玉/カット後計量700g)/食塩(重量の1.0%.2.5%)/
キャラウエイシード適量/ラクトベジータ乳酸菌(2吹き)

【作り方】
①きゃべつの葉の一枚一枚を流水できれいに洗う。

②きゃべつをザク切りにする。

③きゃべつを計量し、食塩を決定する。
  ※今回、キャベツは350g/食塩は1.0%(4g)と2.5%(9g)で漬け込み

④きゃべつをビニールに入れ、食塩、キャラウエイシードを入れ、
 ラクトベジータ乳酸菌のスプレーを2吹きし、良く振る。

⑤重しをかけ常温で漬け込む。
  ※今回は重し3.5kg/常温8℃~18℃で一日半
  【注意】気温が低い(15℃以下)と発酵が進みませんので時間が長くなり、
       高い場合は(20℃以上)は発酵が進みすぎるので、漬け込みの
       様子を見ながら漬け上がりを決めてください。

⑥保存は冷蔵庫で冷蔵保存
  ※冷蔵庫で保存すると発酵が抑えられ、味の変化が少ない反面、漬け込み時の
   発酵が甘いと乳酸菌増殖が十分でないことがあります
   発酵が甘くても問題はありません。乳酸菌の多さは発酵により酸味が多くなると多く、
   酸味が少ないと乳酸菌が少ないと判断できます。

⑦出来上がり(食塩1.0%と2.5%の違い)
  ※漬け込み4/20(金)夕→保存4/22(日)冷蔵保存→今回の状況4/25(水)で漬け込みから5日立った状態です。

 ■塩度の違いはあるがキャラウエイシードに風味が生きていてちょっと違った「野菜」「漬け物」という感じがする。
  ザワークラウとには、カットの仕方を千切りにし、発酵をさせ酸味を出さなくてはならないようだ。

【左が1.0%】味は酸味はなく、歯ごたえも新鮮なきゃ
  べつそのもので甘みが強くなった感じがする。しか
  し、2.5%に比べ色が変色しているところがあるため、
 塩度が低い場合は漬け込みから3日目ぐらいが食
 べ頃かも。春白菜の甘みや美味しさがあるのでそ
 のままでもよく、サラダ素材でドレッシングでもマヨ
 ネーズでも美味しい!

【右が2.5%】こちらも酸味はなく、塩に使っている感じ
 がす る。1.0%の生野菜というより、さっぱりした浅
漬けの感じが強い。色味もよく時間をかけて発酵させてもよさそう。

【製造後記】常温の漬け込みをもう少し増やして発酵させた方がよさそうです。きゃべつ1%は早めに食べる乳酸菌野菜として、2.5%は保存できる漬物として用途に分け漬けるのがよさそうです。
また、塩度2.5%は私には少し塩辛く感じたので1.5%~2.0%でもよさそうです。

   

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